本学園のお菓子屋さんとして親しまれてきた菓子工房「プランタン」。もうすぐ創業70周年を迎えます。創業以来、旬の食材と良い素材を使用して真面目にお菓子作りに取り組んできた伝統があります。

そんな「プランタン」の数あるスイーツのナンバーワンは何なのかを探るべく、今回、未来のパティシエをめざす製菓科の生徒82名にアンケート調査を行いました。

1位フィナンシェ、2位岩シュー&シュークリーム、3位マカロンの結果に

その結果は、焼き菓子のフィナンシェ、生菓子の岩シュー、シュークリームがダントツのワンツーで、以下マカロン、フロランタンとなりました。
1位となったフィナンシェを推すコメントには、「しっとり」「ふわとろ」「香ばしい」といった言葉があふれ、2位の岩シュー、シュークリーム、3位のマカロンでは、味、食感に対する「おいしい!」のコメントのほか「クリームがたっぷり」「大きくてうれしい」といった生徒ならではのコメントもありました。

未来のパティシエのイチ推しとなった「フィナンシェ」(写真左、右はフィナンシェショコラ)
僅差の2番目推しは「岩シュー」(写真右、左はシューパリジャン)
3番目推しの「マカロン」(全6種)


この結果について、「プランタン」の責任者であり、専門学校の教員でもある川内唯之先生は、

生徒にとって、普段のおやつとして食べやすく、分かりやすい商品が上位を占めたように思います。製菓科の生徒らしい、アンケートのコメントは、とてもうれしく、はげみになるものでした。
生徒にとって、自分自身へのご褒美スイーツやパン、カフェの利用、大切な方に贈るためのご贈答用の詰め合わせなど、街のケーキ屋さんとして機能している施設が学内にあることは当たり前の環境ではないと思います。
製菓科の生徒は、授業の中で、プランタン研修を行い、製造と販売の両方を経験し、昔ながらの手仕事のみならず、機械化された製造工程も併せて学んでいます。
学びの場にいながら、現代のリアルなお菓子屋さんの現場を体験すること、生徒自身が考案したスイーツの製造・販売を行うことは、学生生活の良い思い出になるのでしょう。


との言葉を寄せてくれました。

実際にアンケートの回答には、「生徒がつくったケーキ」というものがありました。理由は「ここでしか食べられない」もので、「可愛くて美味しかった!」です。

「プランタン」には、春夏秋冬の四季の感覚を大切にした品々が常時40種ほど並んでいます。

川内先生はじめ、店舗のスタッフは、「皆さんに、安全で美味しいお菓子を食べていただきたいとの願いを持ちながら、生徒に対しても、卒業しても「プランタン」のお菓子が食べたいなと思い出してくれるようなお菓子屋さんでありたい」との思いを込め、商品を作り続けています。

ぜひ、お越しいただき、ご賞味ください。

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